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入り口はこちらです。〜翻訳ライターが今日もつぶやく。〜

フリーランス翻訳ライターです。本にまつわるコラム執筆の他、(英➡日)翻訳家としても活動中。イギリス流豊かな暮らしのご提案「Bites of Britain」主宰。

懐メロ。

これ、言わせて。

10代の頃、アメリカのMTVを夢中で観ていました。

旬の歌やシンガーたちのクールなMVに、自分を思い切り重ねていたなあ。

 

その頃聞いていた曲を、このところ無性に聴きたくなるんです。

ああ、あの時こんなことで悩んでたな。

好きだった彼が好きだって言ってたな。

 

そんな具合です。

 

子どもの頃、両親が「なつめろ」「なつめろ」だとやいの、やいの、歌謡ショーを観て盛り上がっているのを、

 

「何故、大人って昔の曲をそんなに聴きたがるわけ?」

 

と全く理解出来ずに、いやむしろ、とても恥ずかしいことだと思ってすらいました。

 

もう流行ってもいない曲をのりのりで歌う姿が、子供心にかっこ悪いことだと思っていました。


そんなことを思っていた私が、青春時代の曲を聴きながら懐かしさに浸っているという事実。非常に、複雑な気持ちなのは否めないのです。

懐かしい・・と感傷に浸る人生経験の低さが、そう思わせていた、と今となれば分かるのですがね、ただ、かっこ悪いと思っていた大人像になっていて、そしてその当の本人はむしろクールだと思っている点、とその矛盾が、妙におかしかったもしています。

ちなみに、懐メロが、「夏に聴くメロディ」(ほら、例えばTUBEとか)だと思っていた方、絶対いるはずです。

ね?